2016年1月19日火曜日

新世代ソフト(?)と戯れてみる

人生初ぐらいに、
仕事が落ち着きまくっているので、
不安でそわそわしつつもいい機会なので、
先を見越しつつ、
新しいソフトを猛烈にあれこれとテスト中。
ちょっと感想的なところを。
 

■Nuke
NukeXの方ではないのでフル機能ではないところでの印象。

縦階層には強い手応えがあるが、
各フッテージをタイムラインとして見る機能がない(知らないだけ?)ので、
AEのように横に対してはとてつもなく弱い。
当該フッテージが、
どこからどこまで使用しているかがわかりにくいということ。

EXRのマルチチャンネル使用の際は、
管理がかなり楽で力を発揮できそう。
処理もAEに比べたらべらぼうに早い。

クロマキーのプラグインが標準で数種類入っているのはありがたい。

やはり聞いているように、
1shotを複数人で詰めていくのに向いているのかな。

FBXの3Dmodelをアニメーション付きでインポートできるのは面白い。
ただ、使いどころがまだイメージ出来ずと。
レンダリングも素の状態でも重たかったしで。
 

■UE4
なんとなくよくなるのはすごい。
いままでのライティング、レンダリング、コンポジットは、
なんだったの状態。
ほんとすごい。
ただし、いかにもなUE4ルックになりがちなので、
そこから逃げるのはかなり手間がかかりそう。

キャラクターの取り回しは一手間かかりそう。
各ソフトの独自機能や、
クロスシミュレーションやマッスル系はもちろん持ってこれないので、
リグオンリーでセットアップを組まないといけない。
ヘアー機能もないため(シェーダーのみは近日中に搭載?)、
HairFarmやShave and a Haircut等のプラグインは一切持ってこれず、
板ポリでヘアーをセットアップしなければいけない。


■AE付属のCinema4Dlite
学生当時お世話になったソフトということで、
ちょっと触ってみた。

3Dソフトのため、
ちょっと使い方的にはライバルっぽいElement3Dよりは、
アニメーションつけやすいのはいい点かと。

ただ、レンダリングがFinalのクオリティになってくると、
Cinema4D側でのレンダリングと大差ない(はず)ので、
連携での中間ファイルがシンプルになる!という利点しか、
連携という部分では見いだせてはいない。
仕事する上では、大切な部分だけれども。

最近はモーショングラフィック分野でぶいぶいと言わせている所以が、
Mo Graphということを知った。
確かにこれは強力だ。
ただ、lite版だと2機能しか使わないので、
結局Cinema4Dの旨味を堪能したい場合は、
Broadcastぐらいは購入しないとだめ。


■Substance Painter
さらっと触った限りでは、かなりいいのでは。

イメージとしては、
Diffuse、Referection、Nomal等々が、
一気にテクスチャとして描ける。
Material設定を元に描いているイメージに近いのか。
最終のイメージが捉えやすく、
いちいち各マップをこさえなくてもいい。

Particle Brushesが面白く、
ただ、MADMAXやFalloutのような汚い世界観ものにはGOODだが、
活用される場面は限られそう。

まだバージョンが新しいからだと思うが、
落ちまくるのが気になった。


■Substance Designer
プロシージャルマテリアル生成ソフト?
今のところ、よさがちょっと見いだせていないけど、
UE4やUnityとの連携の際に、
データ容量軽くする具合で価値がある?!